Nexa Engineering

代表挨拶

市原 健太郎

私はこれまで、システムを「発注する側」に何度も立ってきました。そこで痛感したのは——要件定義にどれだけ時間をかけても、「思っていたものと違う」は防げないということです。導入してからも、前向きな改善ではなく、後ろ向きな修正に追われ続ける。そんな経験を、いくつも重ねてきました。

なぜ防げないのか。要件定義そのものに、無理があるからです。完成の姿を、すべて言葉で書き表すことはできない。完璧な業務フローがあるわけでもなく、担当者を集めて洗い出しても、漏れは必ず出る。そして——動かしてみて初めて分かることが、あまりにも多いのです。

ならば、答えはひとつ。先に、動かしてしまえばいい。すべてを決めてから作るのではなく、動くものを先につくる——つくる順番を、ひっくり返すのです。

私は、一週間で動くプロトタイプを現場にお渡しします。分厚い仕様書ではなく、動くもので対話する。触れていただきながら、「本当に必要なもの」を一緒に確かめていきます。

完璧は待ちません。必要なものだけを小さくリリースし、現場で使いながら育てる。だから、使われない機能も、後ろ向きな修正も積み上がらない。主役はいつも、それを使う現場の方々です。

「え、そんなことができるんですか」——お客様のその一言が、私の何よりの原動力です。新しいものを試すことが、私のライフワーク。試すたびに「ここまでできるのか」と一人で驚かされます。だからこそ、その驚きと、技術がもたらす恩恵を、いちばん必要としている地域の現場へ届けたい。それが、この仕事を続ける理由です。

これを可能にするのは、AIをはじめとする最新技術です。開発にかかる工数を、破壊的なまでに削減する。その恩恵を、圧倒的なスピードとコストダウンとして、熊本の中小企業へ還元します。

代表取締役 市原 健太郎

プロフィール

信州大学大学院修了後、パナソニックにて電池製造プロセスエンジニア・SEとして15年間勤務。米国ネバダ州の車載電池工場(Panasonic Energy of North America)での駐在を経て独立。現在は熊本を拠点に、先端研究開発から中小企業の業務自動化・システム開発まで幅広く支援する。

キャリア

  1. 2010 – 2017

    ものづくりの魂を学ぶ

    パナソニックにて電池製造プロセスのエンジニアとして、設備制御や新工場の立ち上げに従事。「1級電気機器組立て技能士」「品質管理検定2級」を取得し、日本のものづくりの精神を叩き込まれた。

  2. 2017 – 2022

    世界への挑戦

    北米EVメーカーとの協業工場(米ネバダ)にて、検査工程エンジニアリーダーとして新ライン立ち上げ・生産安定化を牽引。多様なチームと技術で貢献する喜びを実感した5年間。

  3. 2025 – 現在

    現場への還流

    「必要な人に、必要な技術を、適正な価格で」という想いから2025年に独立し Nexa Engineering を設立。企業の専属エンジニアとして、動くプロトタイプから始めるユーザーファーストの開発で、現場に根づくシステムを届けている。