こんにちは。フリーランスエンジニアの市原です。

HugoをWindowsにインストールするのはめちゃくちゃ簡単でしたが、公式はあっさりしているし、いくつか手段があって結局どれやねん!てなるかもしれません。
ここでは、実際にやってみた手順をざっくりまとめてみます。初心者でも迷わず進められるはずなので、ぜひ試してみてください。
これからHugoを使ってみたい人の参考になれば幸いです。

ちなみにこのサイトは Hugo + toha + GitHub Pages + XSever Domainにより初年度1円で公開されています。

やってみたこと

  • Windowsにビルド済みバイナリのHugoを配置
  • PATH環境変数を設定して、どこからでもHugoを使えるようにする
  • のちのち必要になるGoとNode.jsも入れる

Hugoインストール手順

Hugo公式インストールガイド

インストーラではなく、ビルド済みのexeを置いてパスを通すスタイルです。
公式手順より詳細に記載しておきます。

1. フォルダを作る

まず、Cドライブに「Hugo」というフォルダを作成。
その中に「bin」というフォルダも作成。
この「bin」フォルダにHugoの実行ファイルを入れ流予定です。

C:\Hugo\bin\

2. Hugoをダウンロード

次に、HugoのGitHubリリースページにアクセス。
自分のWindowsに合ったバージョンをダウンロードします。
だいたいwindows-amd64です。
私みたいにMシリーズのMacの仮想環境でWindowsを使ったりするとarmだったりします。

3. ファイルを解凍して配置

ダウンロードしたZIPファイルを解凍。
「hugo.exe」を「bin」に移動します。

4. コマンドラインでHugoを動かしてみる

コマンドプロンプトを開いて、作成した「Hugo/bin」フォルダに移動して以下を実行。

cd C:\Hugo\bin
hugo version

これでHugoのバージョン情報が表示されれば、一旦動作確認はOKです。

5. PATH環境変数を設定

どのフォルダからでもHugoを使えるようにするために、PATH環境変数を設定します。

  1. 「システム環境変数の編集」を開く(Windowsの検索バーで「環境変数」と入力すると出る)。
  2. 「システム環境変数」の「Path」を選択して編集をクリック。
  3. 「新規」をクリックして、「C:\Hugo\bin」を追加。
  4. 「保存」して完了。

6. 設定を確認

コマンドプロンプトを再起動して、フォルダ移動せずに以下を実行。

hugo version

どのフォルダからでもHugoのバージョン情報が表示されれば、設定完了👌

以下のように、現在のブログ構成にGoとNode.jsのインストール手順を追加しました。Hugoの手順と同じトーンで記載しています。

GoとNode.jsのインストール手順

Hugoを使う際に、テーマのローカル確認やビルドでGoとNode.jsが必要になる場合があります。
ついでなので、WindowsにGoとNode.jsをインストールしてしまいましょう。どちらもインストーラでポチポチで終わりです。

1. Goをインストール

まず、Goをインストールします。

  1. Go公式サイトにアクセス
    Go公式ダウンロードページ にアクセスします。

  2. Windows用インストーラーをダウンロード
    自分のWindows環境(通常はwindows-amd64.msi)に合った最新版インストーラーを選択してダウンロードします。

  3. インストーラーを実行
    ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして実行します。
    セットアップウィザードに従い、インストールを完了させます(デフォルト設定でOK)。

  4. インストール確認
    コマンドプロンプトを開いて以下を実行します。

    go version
    

    Goのバージョン情報が表示されればインストール成功です。

2. Node.jsをインストール

次に、Node.jsをインストールします。

  1. Node.js公式サイトにアクセス
    Node.js公式ダウンロードページ にアクセスします。

  2. LTS版をダウンロード
    安定版(LTS: Long Term Support)を選択してダウンロードします。

  3. インストーラーを実行
    ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして実行します。
    セットアップウィザードに従い、インストールを完了させます(デフォルト設定でOK)。

  4. インストール確認
    コマンドプロンプトを開いて以下を実行します。

    node -v
    npm -v
    
    • node -vでNode.jsのバージョンが表示されれば成功。
    • npm -vでnpm(Node.jsのパッケージマネージャー)のバージョンが表示されれば成功。

これでGoとNode.jsのインストールが完了!

まとめ

  • 環境変数の設定は必須: PATHに追加すれば、どこからでもHugoを使えるようになる。
  • Hugoの確認コマンドhugo version
  • Goの確認コマンド: go version
  • Node.jsの確認コマンド: node -v
  • npmの確認コマンド: npm -v

これでWindowsにHugo、Go、Node.jsをインストールできました。
次はHugoを使って実際に静的サイトを作ってみましょう。Hugoの高速さと使いやすさをぜひ体験してみてください!

関連リンク

Hugo公式インストールガイド Go公式サイト Node.js公式ダウンロードページ